前提:持ち偏差値 50 とは
SAPIX で偏差値 50 は「中堅上位」のライン。中学受験界全体(小 6 在籍 5〜6%)の中では十分上位ですが、 御三家や難関 10 校(合格 80% 偏差値 60 以上)は厳しい範囲。 本命を 持ち偏差値ぴったり〜やや上、安全校を −5 以下 に置くのが基本です。
典型プラン:男子・東京寄り・5 校(持ち偏差値 50)
以下は「芝」を本命に置いた 5 校プラン。1 月校 + 2 月で安全・チャレンジを組み合わせ、全落ちリスクを抑えます。
| カテゴリ | 学校 | 日程 | 差(持ち−学校) | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| お守り校(1月校) | 栄東 | 01/10 | -7 | 13.1% |
| 本命校 | 芝 | 02/01 | +1 | 86.9% |
| 安全校(午後) | 東京都市大付属 | 02/01 | +2 | 95.4% |
| チャレンジ校 | 本郷 | 02/02 | -7 | 36.8% |
| 安全校 | 攻玉社 | 02/02 | -4 | 56.7% |
どこかに合格する確率約 100%
本命以上に合格する確率約 92%
全落ちリスク約 0.1%
このプランの設計意図
- 1 月校(栄東):偏差値 −3 で合格率約 60%、得点開示があるので 2 月本番前の実力把握に使える。 ここで合格を 1 つ取れば本人の精神的支えに。
- 2/1 午前 本命(芝):偏差値ぴったり。第一志望としての納得感、進学先としての安定性。
- 2/1 午後 安全校(東京都市大付):午後入試で当日に 2 校受けるのは負担だが、 1 日目に「合格を 1 つ取る」ことで翌日以降のチャレンジが心理的に楽になる。
- 2/2 チャレンジ(本郷):偏差値 −3 のチャレンジ。1 日目に合格があれば積極的に攻められる。
- 2/2 安全(攻玉社):午後保険、もし 2/2 午前のチャレンジが落ちても進学先確保。
このプランで気をつける点
- 2/1 午前と午後のダブルヘッダー:体力・集中力的に小学生にはきつい。 午前で本命を確実に取りたいなら午後はパスする選択もある。
- チャレンジ校は 1 校だけに絞る:複数チャレンジは精神的に持たない。 安全寄りに振って「全落ち回避」を優先するのが偏差値 50 帯の鉄則。
- 2/3 以降が空白:もし 2/1 と 2/2 で全敗した場合、3 日目に追加出願する選択肢もある。 直前まで出願受付している学校(巣鴨 II 期、城北 2 回など)をリストに入れておく。
女子・神奈川寄りのバリエーション
持ち偏差値 50 の女子・神奈川在住の場合:1 月浦和明の星(チャレンジ)、2/1 鴎友 or 吉祥女子(本命)、 2/1 午後 山脇(安全)、2/2 横浜共立(安全)、2/3 山脇(追加チャンス)といった配置がスタンダード。 本命の地理的立地と通学時間を意識する点は同じです。
受験リアルでカスタマイズする
受験リアルの併願プランナーでは、自分の持ち偏差値・最寄駅・志望タイプを入力して AI がカテゴリ判定と全落ちリスクを試算。合否シミュレーションでは選んだ全校の合否分岐を確率付きツリーで可視化できます。